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プロフィール
名前:大垣陽子さん
出身地:尼崎
現住所:宍粟市山﨑町
職業:遊名人 代表 旧伊水幼稚園の運営
年代:40代
移住年月:2006年
兵庫県尼崎市から宍粟市へ
この記事では、兵庫県宍粟市で新しい人生をスタートした先輩移住者の貴重な体験談をご紹介します。
今回話を聞いたのは、尼崎市から宍粟市に移住し、旧伊水幼稚園の運営をして子供たちの居場所づくりをしている大垣陽子さんです。宍粟市に移住した経緯、現在の暮らしや魅力について語っていただきました。
インタビューの様子はYouTubeにもアップされています。
旧伊水幼稚園の運営
旧伊水幼稚園の運営ということですが、この場所はどのように使われているのでしょうか?
旧伊水幼稚園は多目的に活用されている施設で、子どもたちが創作活動に没頭できる場所として機能しています。
施設内では、工作や料理などのものづくり活動が行われており、子供たちは評価されることなく自由に楽しく作品を作ることができます。
トランポリンなどの室内遊具を使用する遊戯室もあり、大人気です!
屋外では虫取りや自転車乗り、焚き火などが楽しめ、子どもたちは火を使う方法を学びながらリスクマネジメントの大切さも学んでいます。
定期的に、第1・第3土曜日の13時−16時、そして第2・第4水曜日の15時-17時までは、プレイパークとして開放しています。
また、月に3回は、地元の小学校の子どもたちの放課後教室としても開けています。
その他の時間は、施設の場所貸しや利用を行っています。
宍粟市に来る前は?
大垣さんは宍粟市に来られる前は、どこでどのようなことをされていましたか?
宍粟市に来る前は尼崎に住んでいました。
旅をするのが好きで、短期バイトをしてお金を貯め、海外に飛んでみたりしました。
単車が好きで、沖縄の友達のところまで行ったり、山形におばあちゃんがいるから単車で行ってみたり、そういうことをずっとしていました。
すごくアクティブですね。
移住のきっかけ
移住のきっかけは何ですか?
移住のきっかけは結婚で、2006年に嫁ぐということでこちらに来ました。
それもまた、単車がきっかけで知り合って嫁いできました。
移住して感じること
移住して17年になると思いますが、宍粟市はどんな場所だと感じますか?
その17年の間に子供3人が生まれて、今は高校2年生と中学3年生と小学6年生です。
その子どもたちを育てるには最高の場所だと思っています。
最高と言うと、どういったところが具体的に…
自分はあまり都会で遊ぶのが得意ではなくて、自然の中で遊べるのが最高ですね。
放課後教室を始めたきっかけ
長男が小学3年生ぐらいの時から、ゲームをしたいと言うので、自分の中でも葛藤がありました。
ゲームが得意じゃないし、外で遊べと言うけど、結構制限がきつかったりして、川は一人で行ってはいけないし、山も一人で行ってはいけないし、いけないことが多すぎて、遊びの場を提供したいと思いました。
ママ友に相談して、遊ぶ会を放課後をやってみることにして、最初は自宅でやっていましたが、伊水幼稚園が空いたことを知り、 放課後教室を旧伊水幼稚園で始めることにしました。
ヤギのいる暮らし
ヤギさんは、なぜお家で一緒に暮らされているんですか?
自分は最初、犬が得意ではなかったのですが、でも何か大きい子が欲しいと思って、ヤギを飼っている人がいて、ヤギは家で飼えるんだということを知りました。
動物園に行った時、子供たちとヤギが触れ合う姿を見て、ヤギもいいかもと思いました。
何とも言えないこの抜け感。この顔が何とも愛おしいですね。
やはり除草効果はあるんですか?
意外となくて、鶏の方が除草効果があるかもしれません。
草は自分で狩ってきたものをヤギのところに置いて食べてもらっています。
今後の夢や目標は?
今後の夢や目標はありますか?
今後の夢や目標としては、この場所で子どもたちが楽しいと思える場所を作り続けることです。
特に、不登校の子どもたちが「今日は学校に行くのがしんどい」と感じた日に来て、自分の好きなことができる場所を提供したいと考えています。
私たちは学校の先生や家族のような関係ではなく、第三者として、他人だからこそ許せる、話せる関係を築きたいです。
この場が遊べる場所であり、学べる場所であることを望んでいます。
移住を考えている方へ
移住を考えている方へメッセージをお願いします。
ここ宍粟市の魅力は、実際に訪れてみないと分からないことがたくさんあります。
ですから、一度、この地を訪れてみてください。
四季折々の自然を体感すれば、宍粟市の良さがより深く理解できると思います。
また、旧伊水幼稚園に遊びに来るのもおすすめです。
お子さんたちがどんな風に遊びたいと思っているのか、教えてもらえれば、隠れた遊び場も教えることもできます。
ぜひ、宍粟市に遊びに来てもらえたらと思います!
情報
わくわくパーク:@wakuwaku_park