プロフィール

お名前:金山 勉さん
出身地:生まれは島根県→大阪
現住所:宍粟市波賀町
職業:会社員 兼業農家
年代:70代
移住年月:2023年

大阪から宍粟市へ

この記事では、兵庫県宍粟市で新しい人生をスタートした先輩移住者の貴重な体験談をご紹介します。

今回お話を伺ったのは、大阪から宍粟市へ移住され、お米作りをされている金山 勉さんです。宍粟市に移住した経緯や、現在の暮らし、そしてその魅力についてお話しいただきました。

インタビューの様子はYouTubeにもアップされています。

自己紹介

私は大阪から移住してきました、金山勉です。

普段は1日の半分ぐらいをアルバイトに、残り半日を農作業に充てています。
今住むこの場所で米作りをしたいという思いがあって、家を購入した翌年から米作りを始めました。

移住のきっかけ

移住のきっかけはなんですか?

とにかく都会の喧騒から抜け出したい、スローな日常を送りたいという思いがありました。
贅沢を望むわけではなく、田舎でノンストレスな生活をしたい。それが移住の理由です。

移住前は大阪に住んでいました。
持ち家を購入したものの、ローンを抱え、一生懸命働く生活から解放されたいと感じていました。

荷物を下ろして、心にゆとりのある毎日を過ごしたい。そう思ったんです。

大阪では仕事の合間にできることが限られていましたが、ここでは田んぼや畑があれば何かしら取り組めるんですよ。

今の生活は、人生で一番穏やかな時間を過ごせています。

物件との出会い

今住まれている物件とはどのようにして出会ったのでしょうか?

これは本当に縁ですね。田舎の空き家は本当にたくさん探しました。

古民家なので価格も様々ですが、ここを訪れた際に持ち主の方に案内してもらって、この家は修繕しなくても住める家だったこともあり、「この家しかない」と思いました。

それに釣りが好きなので、赤西渓谷や目の前の川の環境が非常に気に入りました。

お米作りのきっかけ

お米作りのきっかけはなんですか?

山の水が綺麗ということで、宍粟市の水で米を作りたいという思いが強かったんです。
しかも無農薬で、化学肥料を一切使わずに。

収穫量は少なくても、安全でおいしいものを作りたい。それが私のものづくりの原点です。

生産者になって初めて、どうやったらものができるのかを知り、空いている田んぼを見ると、放置されているのがもったいないと感じます。

できることなら、荒れ地を整備してもっと米作りをしたいですね。

米作りを考えている方へ

田舎移住やこれからお米作りに挑戦したいと思っている方へメッセージをお願いします。

私自身もまだ米作り歴が2~3年と初心者ですが、最も大切なのは「美味しくて安全なものを作ろう」という気持ちだと思います。

食に関わることを追求していくと、実はそれほど手の届かないことではありません。
場所選びも重要で、できるだけ清らかな環境を選ぶことで、質の高い作物ができるのです。

もちろん、生活の不安や課題はつきものですが、贅沢をせず健康的な生活を目指すことで、それらを乗り越えることができると思います。

今後の夢や目標

今後の夢や目標はありますか?

私も目標は90歳まで元気で過ごすこと。
食育や日々の歩行など、お金のかからない健康習慣を大切にしています。