プロフィール
名前:後藤 あゆみさん
出身地:兵庫県 揖保郡太子町
現住所:宍粟市 山崎町
職業:石けん屋 あぶく
年代:30代
揖保郡太子町から宍粟市へ
この記事では、兵庫県宍粟市で新しい人生をスタートした先輩移住者の貴重な体験談をご紹介します。
今回話を聞いたのは、家を建てることと石けん教室を開きたいという目標から宍粟市に移住した、後藤あゆみさんにお話を伺いました。
宍粟市に移住した経緯、現在の暮らしや魅力について語っていただきました。
インタビューの様子はYouTubeにもアップされています。
移住のきっかけは?
宍粟市に移住したきっかけは何ですか?
家を建てたいと思った時に、一生のことになるので、どこに家を建てたいかやどんな暮らしをしたいか、どんな風に過ごしたいのかを考えた時に、主人の実家が宍粟市にあることから、地元の姫路太子町よりも宍粟市での生活を選びました。
また、私自身が石けん教室を開きたいという目標もありましたので、その教室を開く場所としても宍粟市を選びました。
石けん教室について
石けん教室について詳しくお話ししていただけますか?
石けん教室は2022年に自宅で開校しました。
お肌が弱い方や環境に配慮した製品をご希望される方など、市販のボディソープやシャンプーに納得いかない方々に、石けんの素晴らしさを知っていただきたいという思いから始めました。
季節に応じてお肌が変化するのに合わせて洗い心地も変化させるような石けんを製作し、春・夏・秋・冬と季節ごとに石けんの種類を変えて、様々な種類の石けんを教室で製作しています。
また、宍粟市の地産のものを使用した石けん作りにも力を入れています。
宍粟市地産の酒粕や麹、お米を使用した石けんなども教室で製作できるようになっています。
チョコレートの石けんもありますが、実際には食べることはできません。
ただ、教室に参加される方々も「美味しそう!」と言ってくれます。
ゆずの石けんも、宍粟市産のゆずを使用して作っており、ケーキのような石けんになっています。
お肌に優しいことはもちろん、流れた後のことも考えています。
宍粟市の豊かな自然や美しい川を汚さないためにも、石けんを使用することで石けんは流された後も分解率がとても早いので、自然を汚さないという観点から、石けんを使う人が増えることが目標の一つです。
生活の楽しみは?
生活の楽しみは何かありますか?
楽しみは、時間の流れが非常にゆったりしていることです。
自分の手で何かを作ること、石けんを作ったり、パンを作ったりすることなど、自然に寄り添った暮らしを楽しんでいます。
家族のために何かを作る時間が増えたことも感じます。
薪を割ったり、薪ストーブに火をくべて暖を取ったりすることは、一見めんどくさいように思えるかもしれませんが、そういうことに時間をかける余裕ができたことが楽しみであり、変化でもあります。
そのような時間を大切にすることで、逆に時間がないと感じることはありませんか?
子育てもしており、毎日は慌ただしいですね。
でも、自分の手で何かを作る時間が心の癒しになることもあります。
手作りすることもありますが、時間がなければ必要なものは購入しても構わないと思っています。
自分自身に厳しいルールを設けずに、自由な感じで暮らしています。
今後の夢や目標は?
今後の夢や目標はありますか?
石けん教室を継続し、市外や県外の人々に宍粟市の存在や魅力を知ってもらいたいです。
また、体に使える石けんを化粧品として販売するために、化粧品製造販売業の許可を取得しようとしています。
許可が取れたら、自分が作った石けんを販売し、小さな販売所を持ってお店をオープンさせたいと思っています。
時間に余裕がある方は作る工程を楽しんでもらいつつ、すぐに使いたい方には購入してもらえるように、販売を進めています。
私も購入したいので、楽しみにしています!
ありがとうございます。
私が作っている石けんは手作り石けんということで、ぜひ一度、自然由来でできた無添加の石けんを手に取っていただき、お肌が弱い方やお肌に悩みを持っている方にとって希望になると嬉しいです。
本日は石けんの教室と販売をされている後藤さんにお話を伺いました。
本日はありがとうございました。
情報
▪︎石けん屋 あぶく
Instagram:https://www.instagram.com/ayumi2519/
オンラインショップ:https://abuku2519.base.shop/
ホームページ:https://a519.localinfo.jp/