プロフィール

名前:廣重希美
出身地:山口県
現住所:宍粟市千種町
職業:たかのす東小学校(たかのす里山キャンプ場)統括マネージャー
年代:30代

山口県から宍粟市へ

この記事では、兵庫県宍粟市で新しい人生をスタートした先輩移住者の貴重な体験談をご紹介します。

今回話を聞いたのは、地域おこし協力隊の制度で山口県から移住し、閉校となった小学校をキャンプ場・宿泊施設として活用されている「たかのす東小学校」で勤務されている廣重希美さんです。

宍粟市に移住した経緯、現在の暮らしや魅力について語っていただきました。

インタビューの様子はYouTubeにもアップされています

移住のきっかけ

宍粟市に移住したきっかけは何でしたか?

大学進学のタイミングで山口県周辺に残ったら、この先ずっとこの辺で暮らすかなと思っていました。

それで、思い切って移動してみようと決心しました。

関西地方を考えていた中で、兵庫県という選択肢に決めて、神戸市に来たところからのご縁で、今は宍粟市に住んでいます。

移住後に感じること

宍粟市に移住してから何か感じることはありますか?

ほとんど第二の故郷のような感じです。

居心地の良さと、人々の温かさを感じながら暮らしています。

地元の人々は当たり前のように笑顔を向けてくれて、とても受け入れてもらえていると感じます。

こうした経験から、ここで生活を続けていこうという気持ちになります!

さらに、食べ物が美味しくてたくさんいただけるのも嬉しいですね。

町の人に養ってもらっているんですね!

具体的な活動内容

現在は具体的にどの様な活動をされていますか?

たかのす東小学校という場所で運営と管理の責任を担っています。

お客さんがここを訪れる主な入り口はキャンプ場と元小学校だったこの場所での宿泊です。

他にも市内の小学校や幼稚園が体験学習の場として利用してもらったり、自然素材を使った体験活動を提供しています。

平日には小学生が勉強する場所としても利用されています。

独自の取り組み

廣重さんだからこそ、たかのす東小学校で取り組まれていることはありますか?

リピーターのお客様向けにポイントカードを作成しています。

これによって、訪れた人々が「また来たよ」と言ってくれる一つのきっかけになります。

私はグッズ作りが好きで、友人と一緒にこの場所のロゴを考えました。

そのロゴを使って、ステッカーやマグカップなどを作成しています。

これらのグッズを持ってもらうことで、お客様がここにいない時も、この場所を思い出してもらえるきっかけになりますし、会話の種にもなります。

私は、お客様に「またここに来たい」と思ってもらえるような場所作りと、再会を望む人々の関係性作りを、ずっと前から大切にしてきました。

思い出してもらう為にグッズをあるというのは、とても素敵ですね!

今後の夢や目標

今後の夢や目標はありますか?

もう少し肩を並べて、年齢が近い人たちと一緒に運営に関わっていきたいです。

そのための仕組みづくりとして、2~3人程度の従業員を増やすことも目標の一つです。

私は大きな声で「好きなことを!好きなものを!」と言いたいです。

「それいいね、私も好きだよ」という仲間を増やしていくことも、私のやりたいことの一つです。

たとえば、チャイが好きだったり、ここで食べるものが好きだったりします。

好きなものを「いいね」と言ってもらうために、たかのす東小学校に喫茶スペースを作り、来訪者に食べてもらいたいと考えています。

そういった場所作りもやりたいと思っています。

移住を考えている人へ

最後に移住を考えている人へメッセージをお願いします。

移住は、ただ選ぶだけではなく、何かしらの縁が必要だと私は思っています。

是非、宍粟市についてもっと知っていただいて、「たかのす東小学校って、こんなところなんだ」とか、「廣重って、こんな人なんだ」と感じてもらえたら嬉しいです。

興味を持った方は、ぜひお会いして、「一緒に移住するのはどうですか?」という話ができたらと思います。

たかのす東小学校に来ると、お会いできるかもしれませんね!

どこで出会うかはわかりませんよ!

本日は、たかのす東小学校の運営・管理をされている廣重さんにお話を伺いました。

情報

たかのす東小学校(たかのす里山キャンプ場)
HP:https://takanosu-stay.com/
Instagram:https://www.instagram.com/takanosu55/

※たかのす東小学校とは・・・
閉校した小学校の校舎を利用して住民が運営する宿泊施設「たかのす東小学校」。
キャンプ場や研修施設としても利用できる。