地域おこし協力隊で千種町に来ました。

10年間介護の仕事をしていたけど、違うことに挑戦したくなって、キャンプ場の仕事に興味を持ちました。

色々調べて、宿泊場やキャンプ場の運営という内容で、たかのす東小学校の協力隊募集を見つけて、もともと地方への移住に興味があったので、この機会に応募することにしました。

宍粟市はおおらかな人が多くて、街に比べて静かですね。
夜はサイレンの音もほとんど聞こえなくて、たまに聞こえると驚きます！

買い物は少し遠いけど、車があれば大丈夫だと思います。

2023年9月に協力隊を終え、10月から「林商店」として個人事業主になりました。
メインの仕事は、たかのす東小学校でキャンプや宿泊客の接客、準備、掃除などの整備です。

もう一つは、「(株)グランGしそう」という会社と共に、宍粟市でタイニーハウスの宿泊施設を建てるプロジェクトに取り組んでいます。
これにより宍粟市にもっと人を呼び、地域を盛り上げることが目標です。

更に現在考えているのは、阪神間に野菜やコーヒー、宍粟の美味しい食べ物やお酒を持って行き、移動型アンテナショップを開くことです。

車に商品を積んで、昼間は空いている飲み屋やバーを借りて、そこでお茶を入れながら情報発信と販売をしたいと思っています。

「林商店」は、ドローン、コーヒー、野菜販売をメインにした事業です。
協力隊終了後に、どう生計を立てるか考えた結果、個人で様々な試みをすることにしました。

これらは規模は小さいですが、それぞれが集まると一人の人間は十分生きていけると感じています。宍粟市のような田舎ではチャレンジがしやすく、チャンスが多いと思っています。

家賃も安く、場所を借りるコストも低かったりします。

「林商店」は、「小さいこれやってみたらどうなんかな？」というのをチャレンジする箱だと思っています。将来的には、これらの事業をこれから挑戦したい移住者などに渡して、一つの収入源にしてもらいたいと考えています。

目標はまず、広場にタイニーハウスを建てることです。
※タイニーハウスは既に完成しています。

これを千種と宍粟の地元の人々と共に行いたいと思っています。

このプロジェクトには時間と手間がかかりますが、皆がワクワクしながら取り組んでいます。さらに、たかのす東小学校をもっと多くの人に知ってもらい、多様な利用ができる場所にすることも目標です。

夢は、チャレンジしたいけれど一歩踏み出せない人たちに、宍粟市が安全で挑戦しやすい場所にすることです。

「宍粟市＝チャレンジの場所」としての文化に育てるのが夢です。

宍粟市には様々な制度や協力体制があり、私はそれを利用しましたが、他にも多くの人が異なる方法で宍粟市に移住しています。

昔から「住めば都」と言いますが、何事も実際にやってみないとわからないし、もし合わなければ元の生活に戻ればいいと思います。

私は移住して人生が大きく変わり、自分で物事を進められる人間になれたことに満足しています。

一歩を踏み出せば、何とかなるし、何とかしなければいけなくなると思います！