プロフィール

名前:林 幸一郎さん
出身地:明石市
現住所:宍粟市山崎町
職業:塾の講師・環境保全
年代:50代
移住年月:2001年

明石市から宍粟市へ移住

この記事では、兵庫県宍粟市で新しい人生をスタートした先輩移住者の貴重な体験談をご紹介します。

今回話を聞いたのは、明石市から宍粟市へ移住し、塾の講師と環境保全をされている林さんです。宍粟市に移住した経緯、現在の暮らしや魅力について語っていただきました。

インタビューの様子はYouTubeにもアップされています。

自己紹介

林幸一郎と言います。
宍粟市山崎町に来て学習塾を開いています。

最近は環境に興味があり、子供たちに環境を伝える活動をしたいと思っています。
昆虫採集と川の中の生物調査という形でさせてもらっています。

移住前の経歴は?

宍粟市に移住する前はどこで何をされていましたか?

明石市に住んでいて、明石の塾の会社に勤めていました。
大学のアルバイトから塾の講師を始め、そのまま就職も同じ会社にしました。

なぜ塾の講師に?

なぜ塾の講師になろうと思われたんですか?

単純に数学が好きで、公式を作ったり、変わった解き方を試してみたりすることを伝えたいと思ったからです。

数学をもっと楽しく伝えたいという気持ちで塾のアルバイトを始めました。
子供たちと接するのが好きなので、他の仕事は考えたことがありません。

移住のきっかけは?

移住のきっかけはなんですか?

この近くにあるお寿司屋さんが2店舗目を明石に出していて、そこの常連客でした。

そのお寿司屋さんが宍粟市山崎町に戻ることになり、僕も独立したいと思っていたタイミングだったので、その友達に誘われて宍粟市山崎町に来ることになりました。

どんな塾ですか?

どんな塾をされているのですか?

数学が特に好きで、勉強の面白さを伝えたいと思っています。
楽しく勉強できる方法は存在すると信じています。

中学生より高校生、高校生より大学生の方が楽しいと感じることが多いので、その楽しい学びにたどり着く手助けができたらと思って塾を運営しています。

環境保全の活動について

もう一つされている環境保全の活動について教えてください。

宍粟市には絶滅危惧種の昆虫が多く、兵庫県のレッドリストに載っている270種類の半分以上が宍粟市にいます。

こんな豊かな環境を守るために、昨年から昆虫のイベントや川を守る活動を始めました。

地域の子供たちと一緒に自然を学びながら、その重要性を伝えています。

自然の生き物に触れることは非常に大切です。

今の子供たちは川遊びをあまりしないので、自然の中で遊びながら生き物に触れ、その楽しさを知ってもらいたいと思っています。

宍粟市に住んでいて感じることは?

宍粟市に20年近く住んでいる林さんですが、宍粟市に住んでいて感じることはありますか?

公共交通機関が少ないため、車が必須です。
ただ、自然が豊かで絶滅しそうな生き物が普通にいる環境はとても面白いです。
しかし、そうした環境を守るための使命感も感じます。

移住を考えている方へ

移住を考えている方にメッセージやアドバイスをお願いします。

不便なところですが、その不便さを楽しめる人にとっては、非常に楽しい町だと思います。

不便さが豊かさに繋がることもあるので、移住を考えている人にはその点を楽しんでほしいです。

情報

▪︎ふるさとの川を守ろう
2024年度は第2土曜日は宍粟市市役所横の河川敷(せせらぎ公園)にて昆虫捜索大作戦、第3土曜日には「ふるさとの川を守ろう」を実施。