プロフィール

名前:廣瀬有哉
出身地:神戸市→尼崎市
現住所:宍粟市千種町
職業:地域おこし協力隊/動画クリエイター
年代:20代
移住年月:2023年

尼崎市から宍粟市へ移住

この記事では、兵庫県宍粟市で新しい人生をスタートした先輩移住者の貴重な体験談をご紹介します。

今回は、この記事の編集を務めている私も移住者ということで、インタビューしていただきました。今回、私のインタビューに協力してくれたのは、弊団体しそくら代表のShinobeeさんです。

インタビューの様子はYouTubeにもアップされています。

自己紹介

いつもこの記事の編集を担当している、廣瀬有哉と申します。
よろしくお願いします。

宍粟市には2023年11月に地域おこし協力隊の制度で移住しました。

最初の半年間は宍粟市の山崎というところにいたんですが、2024年5月から宍粟市の千種町鷹巣というところに移りました。

鷹巣はどうですか?標高が高いけど、耳鳴りとかするんじゃない?

耳鳴りはしないですけど、とにかく寒いですね!

現在5月末で、やっと暖かくなってきましたが、それでも夜と朝は寒いです。
日中は暑いですが、夜はまだ冷える、そんな場所です。

家庭菜園

家庭菜園スペースをちょうどこのインタビューの前日から耕し始めました。

最近、宍粟市で人気の有機農業教室の見学に行って、そこで初めて土を耕すことを経験し、やり方が少し分かったので、翌日から実践してみようと思いました。

有機農業教室は誰にコンタクトすれば体験できますか?

この間は旧伊水幼稚園という場所で行われ、その場所を管理されている大垣さんという方が運営スタッフの一人です。

【田舎暮らし】子育て環境として最高!子供達が遊べるプレイパークを運営
↑先日、インタビューもさせてもらったので、ぜひそちらもご覧ください。

彼女に連絡すれば、何かしらの形で参加できると思います。
また、しそくらに「有機農業講座に興味があります」と一報を入れていただければ、僕からもつなげることができますので、お気軽にご連絡ください!

家庭菜園スペースには何を植える予定ですか?

苗はまだ植えていませんが、トマトやピーマン、ハーブなどを買っています。
※苗は宍粟市山崎町「平瀬種苗店」で購入しました。

他にも千種の鷹巣に住んでいる人から、畑をやりますと言ったら、苗を貰えたり、地域の人から耕うん機を貸してもらえたりしています。

地域の付き合いがあって、苗だけでなく普通に野菜ももらえたりするよね。仲良くしていると、色々と気にかけてくれるのが田舎ならではの良さですね。

これから家庭菜園を頑張っていくんですね?

はい!頑張ります!乞うご期待ということで!

じゃあ、この畑の模様がもしかしたらしそくらのYouTubeチャンネルに上がるかもしれないということで!

不便なこと

1ヶ月ぐらい住んでみて、不便だと感じたことはありますか?

買い物の距離が遠くなったので、そこだけはやっぱりちょっと大変ですね。

こちらで生活を始めると、片道1時間で往復に2時間ぐらいかかります。

1日の時間が圧迫されるような感じになってしまい、前より時間がない感覚に陥ることが増えました。

でも、少し外に出るだけでなく、思いっきり外に出る必要があるので、オンオフのメリハリがはっきりしました。オンオフの切り替えができるようになって、充実度は前より増していると感じています。

こっちの方が自然も豊かで、家との距離も空いているので、とても気持ちがいいですね。

古民家のご縁

この家にはどういうご縁があったのですか?

僕は6匹の保護猫を飼っています。

宍粟市に来る前は尼崎に住んでいましたが、狭くて小さい部屋だったので、猫ちゃん6匹が過ごすにはかなり圧迫感がありました。

広いお家に住みたいと思い、宍粟市で家を探している中で、地域おこし協力隊の先輩がこの物件を紹介してくれました。

その方も猫ちゃんを3匹飼っているので、猫ちゃんつながりで紹介してもらったんです。

保護猫の活動もしたいという話をしていた中で、この物件を紹介していただき、住まわせてもらうことになりました。

保護猫活動のきっかけ

保護猫活動のきっかけは?

保護猫活動をしようと思ったきっかけですが、自然とそうなった感じです。

今はプライベートで保護しているだけですが、最初のきっかけは、神戸市に住んでいる友人が猫を拾ったことでした。

その子を引き取ってから1匹目が来たのですが、それから家の中で笑顔が増え、生活が豊かになりました。

猫ちゃんという存在をきっかけに、いろんな人と繋がっていくことができるようになり、そういうところで猫の可能性を感じて、実際に殺処分される猫が多いので、その問題にも少しずつ向き合っていきたいと思い始めました。

でも、個人でやるには限界を感じているので、少しずつ事業化するなど、何かしらの形で進めていきたいと考えています。

そして、明日には新しく1匹増えるかもしれません。

マジで!?

マジです!

※7匹目の家族が増えました

メインの仕事

メインの仕事は何ですか?

現在は地域おこし協力隊の活動で、宍粟市に移住された方々をインタビューし、撮影と編集をしています。

少し背景をお話しすると、元々宍粟市に来る前からフリーランスの動画クリエイターとして、YouTube等の活動に関わっていました。

その仕事を宍粟市に持ち込んだ形で、本業は動画クリエイターです。

移住を考えている方へ

どうでしたか?取材される側は?

いつもより気楽にできました。自分ですからね。

半年経ってみて、より宍粟市の良さを感じたことや、次の移住者に向けて伝えたいことはありますか?

移住してちょうど半年経ちましたが、身近に土があるというのは本当にいいなと思います。

僕ぐらいの20代の人たちは、どんどん土から離れていってしまいます。都会でパソコンに向き合う仕事ばかりしていると、パソコンが世界みたいになってしまいます。

デジタルやITは素晴らしいものですが、そこから少し距離を置いて自然に触れることで、心も体も健康になっていくと感じているので、自然の豊かな宍粟市は本当におすすです。

もう一つだけ言うと、いきなり移住するのは不安でした。
どんなエリアかも、どんな人がいるかもわからなかったので、宍粟市の地域おこし協力隊という制度は、移住のハードルを下げてくれる一つの選択肢でした。

都会から地方や田舎町に移住したいと考えている方には、地域おこし協力隊という制度も選択肢の一つとして考えてもらえればと思います。

ありがとうございます。

今日は地域おこし協力隊として、しそくらの情報発信を担当している廣瀬ゆうやくんにお話を伺いました。

協力隊として活動しながら、保護猫活動や家庭菜園を行い、鷹巣という集落でのびのびとした暮らしを送っている様子が伺えました。

今後、僕たちはたまにしか登場しないと思いますが、廣瀬が頑張って取材している姿を応援していただければと思います。

それではまたの機会に。

情報

▪︎廣瀬有哉
Instagram:@hungryshirose