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プロフィール
お名前:渡邊智朗さん・美千子さん
出身地:姫路市
現住所:宍粟市山崎町
職業:御飯屋さん(御飯とちょっと三杯渡邊)
年代:40代
移住年月:2021年
姫路市から宍粟市へ移住
この記事では、兵庫県宍粟市で新しい人生をスタートした先輩移住者の貴重な体験談をご紹介します。
今回話を聞いたのは、宍粟市へ移住し、御飯屋さんを営んでいる渡邊さんご夫妻にお話を伺いました。宍粟市に移住した経緯、現在の暮らしや魅力について語っていただきました。
出身地と過去の活動
ご出身や移住前はどのようなことをしていましたか?
私は姫路市出身で、以前は「酒処 鶏 渡邊」という名前の魚と鶏をメインにお酒を提供する居酒屋を営んでいました。
姫路の南に位置する飾磨地域で14年間営業していました。
お店を始めたきっかけ
過去や今、お店を始めるに至った経緯は何ですか?
お店を始めたのは、30歳の時からずっといろんなことを探していたからです。
居酒屋をやりたいというよりも、人が集まる場所を作りたかったんです。
図書館、音楽、美術、スポーツ、服装など、何でも良かったのですが、最終的に居酒屋を選びました。
ご飯とお酒を楽しめる場所を作るのが目的で、そこから14年の月日が流れて、今に至ります。
宍粟市への移住
移住のきっかけはなんですか?
親戚や知り合いもいない中、なぜかここ宍粟市にたどり着きました。
宍粟市以外でも、兵庫県から岡山の方までいろんな場所を見てきましたが、最終的にここに決めました。
結果的には心地よい場所に巡り会えたと思っています。
御飯とちょっと三杯渡邊とは
「御飯とちょっと三杯渡邊」とはどのようなお店ですか?
私たちの店では、地元 宍粟市の食材を使った料理を楽しんでいただけます。
わざわざここに足を運んでいただくのですから、地元の食材を堪能してもらうことが大切だと考え、できる限りそのような取り組みを心がけています。
お昼御飯は1種類ですが、夜は予約制で営業もしており、お酒も楽しみながらゆったりと過ごしていただければと思っています。
冬にはおでん屋台をする事もありますよ!
地元の人にも楽しんでいただきたいし、遠方の方にもぜひ来てほしいと思っています。近隣の方にも気軽に来ていただけるようなコミュニティの場になれば最高です。
子育ての環境
子育ての環境として、宍粟市はどのように感じますか?
子育ての環境として、やはり人数は少ないと感じます。
引っ越してきた時は、小学校の全校生徒が約30人で、クラスの人数はさらに少なかったです。
それでも、どの先生もうちの子供のことを覚えてくれており、担任ではない先生からも見てもらえている気がします。
習い事については、街に比べると難しい部分もあります。移動距離や移動時間を考えると、通わせるのはなかなか大変です。
スイミングなど、選べる選択肢も限られていると感じます。
しかし、その分、地域全体で子供たちを見守り、支えてくれる温かさがあります。
宍粟市内でのコミュニティや交流活動
宍粟市内でのコミュニティや交流活動はありますか?
私が以前住んでいたところも、自治会活動が盛んな場所で、マンション全体で一緒に掃除をしたりなどありましたが、宍粟市に来てからは、鹿柵の点検など、今まで経験したことのないことがありました。
この村では鹿柵が常に設置されていて、農会長さんなどが中心となって、みんなでその鹿柵を点検して修理する活動も行っています。
そのような活動があることで、コミュニティのつながりも生まれています。
また、放課後に子供たちが集まる場所を提供するために、廃園となった幼稚園で遊べる場所を作ろうと頑張ってくれている人たちもいます。
私の子供たちもその場所で遊んでいて、そのようなコミュニティのつながりが存在しています。
今後の夢や目標
今後の夢や目標について教えてください。
今年は、自分たちの野菜も育てて提供できるようにしたいと思っています。
自給自足には至りませんが、自分たちで作ったものを提供することで、お客様にも喜んでもらいたいです。
また、サッカーにももう少し関わりたいと思っています。
以前は子供たちにサッカーを教えていた経験があり、家の裏庭をサッカーできるように整備しています。
子供たちが楽しめる場所を提供することも目標の一つで、地域に貢献しながら、自分自身も楽しみたいと思っています。
関連情報
▪︎御飯とちょっと三杯渡邊
Instagram:@watanabe_sisounite
宍粟市山崎町東下野35-5
090-9218-6034