目次
プロフィール
お名前:大倉安央さん・日出子さん
出身地(安央さん):大阪府
出身地(日出子さん):東京→大阪府
現住所:宍粟市山崎町
年代:60代
移住年月:2024年
大阪府から宍粟市へ
この記事では、兵庫県宍粟市で新しい人生をスタートした先輩移住者の貴重な体験談をご紹介します。
今回お話を伺ったのは、大阪府から移住され家庭菜園などを楽しまれている大倉さんご夫妻です。宍粟市に移住した経緯や、現在の暮らし、そしてその魅力についてお話しいただきました。
インタビューの様子はYouTubeにもアップされています。

大阪から宍粟市へ。移住のきっかけは「週末別荘」
2024年の3月に、夫婦で宍粟市山崎町に移住しました。
もともとは大阪の豊中に住んでいて、私は高校の教員、妻はデイサービスで介護の仕事をしていました。
どうして宍粟市に移住をされたのですか?
定年後にちょっと山の中で過ごしたいと思って、宍粟市一宮町に小さな別荘を買ったんです。毎週通ってたんですが、往復2時間がだんだんしんどくなって…。それならいっそ移住してしまおうと。

畑もやってみたかったし。家は空き家バンクを通じて見つけました。
価格は800万円だったんですが、交渉して700万円に。
なるほど。空き家バンクって、価格も幅広いですよね。
安いところだと400万円台の物件も見ました。でもこの家は立地もよく、周囲の環境も含めて気に入ったんです。少し高めでしたが、それでも「ここにしよう」と思えました。

人付き合いの不安は…全くの杞憂だった
移住の際に不安だったことはありますか?
正直、最初は人付き合いが心配でした。田舎って“濃い付き合い”があるんじゃないかって。でも全然そんなことはなくて、みなさん本当に親切で、困ったときは気軽に相談できるし、程よい距離感で接してくださいます。
この地域、本当に人が温かいんです。畑をしたいと思ってたまたま話していたら空いている畑を貸してくれたり、嬉しい驚きばかりでした。

夏は別荘、冬は山崎。“ちょっとした遊牧生活”
そういえば別荘地には今も通っていられるんですか?
今でも一宮の別荘は残していて、夏はそっちへ。冬は山崎に戻ってくるという“遊牧民スタイル”になっています(笑)
最初からそういうつもりではなかったんですけどね。結果的にそうなりました。
趣味がどんどん広がる暮らし
移住して驚いたのは、趣味がすごく増えたこと。図書館もあって本が借りられるし、妻は趣味が取っても増えました。
近所には、ハウスミュージアム「遊月菴(ゆげたん)」という古民家を活用した施設があり、手芸やレコード鑑賞会、お月見会など、さまざまなサークル活動が開かれています。

↑ハウスミュージアム「遊月菴(ゆげたん)」にて手織りの織機の復元作業をされる奥さん(日出子さん)の様子

↑奥さん(日出子さん)がハウスミュージアム「遊月菴(ゆげたん)」で習った手芸で作ったお人形
他にもJA(農協)で開かれているイベントがあり、味噌やケチャップ作りなどにも参加しています。そういう楽しみが、日常に自然と入り込んでくるんです。
移住を考えている方へ
移住を考えている方へメッセージをお願いします。
僕らは別荘をきっかけに宍粟市を知っていたから、比較的スムーズに移住できました。でも、何の情報もなく来るのはやっぱり不安だと思います。だからこそ、まずは「来てみる」ことをおすすめします。
最近は「トカイナカ」って言葉もありますけど、山崎はまさにそれ。自然がありつつも、イオンや病院、飲食店も揃っていて生活に困らないんです。

外に出れば山が見えて、人の暮らしが見える。そんな環境の中で、のびのびと暮らせるのが一番の魅力ですね。迷っているなら、一歩踏み出してみてほしいです。